親はいつまでも元気で長生きしてほしい、と思うものですがしかしやはり年齢には勝つことができません。どんなに元気で健康に気を付けておられる方でも、年齢とともに体力や筋力や記憶力といったことは低下してしまい高齢の両親だけで生活することは危険と感じる場合があります。では、そのようなときにはどうしたらいいのでしょうか?そのようなときにすぐに「一緒に暮らそう」と声をかけたくなるかもしれませんが、親と同居するというのはかなり大変なことです。親子でもむつかしいですが、嫁姑となるとなおのこと大変で、これまで割と仲が良かった嫁姑の関係が壊れてしまうというケースも少なくありません。
特に、お手洗い・洗面所・台所・玄関がすべて共同となるとストレスや緊張を常に感じながら生活しなければいけません。それで、そのような事態を避けるために同居ではなく近居という形をとりましょう。徒歩5分ほどのところにコンパクトで安全な家をかりるといつでも親の様子を見ることができます。近居ですから毎日でも行けるかもしれません。
近居に住むことで安心感を持って生活できますし、孫の顔や成長をすぐそばで見守ることもできる場合ですと、孫の成長を楽しみに生きていくこともできます。高齢者にも安心して住むことができる住宅情報は、不動産業者で探すことができますが市役所に聞いてみるのもいいかもしれません。バリアフリー賃貸住宅を紹介してくれることもあります。