日本では75歳以上の高齢者数が、2022年4月で25000万人をオーバーしました。とくに女性が長寿となっており、約30パーセントの割合で87歳以上を占めています。2025年には2人に1人が80歳以上となることが、総務省の試算で明らかです。2019年に介護支援法が制定をされ、いまでは街中でたくさんの高齢者向けサービスが点在するようになりました。

ここでは昨今、都心部で目にできる高齢者専用住宅について見ていくことにしましょう。専門住宅というのは、自立した生活を送れる方のみが入居できる集合住宅です。おひとりまたは夫婦で入ることができ、賃貸と分譲の2パターンで構成をされています。専門住宅では他の方と共同で暮らすことになりますが、個室に区切られているので、プライバシーを最大限に守ることも可能です。

専門住宅内にはキッチンも備わっており、ご自身で自炊をして毎日の食事を作ることも可能です。しかし、年齢を重ねると食べられる食事量は減り、作る手間もかかります。そこで活用したいのが、宅配給食です。高齢者専門住宅では、この宅配給食会社が経営をおこなっているケースも多く、入居者なら特別な契約を別途おこなわなくても、標準サービスで用意をされていることも多々あります。

安心・安全な食事を毎日自室まで届けてくださり、場所によってはラウンジでいただけることもあります。より良い生活を送れるので、積極的に活用していくことです。

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